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テンキー・電気錠システム新規取付テナント工事

アイキー24 小田です。今回は、設計事務所さんからご依頼です。

内容は、テナント新規入居に伴い現在内装工事中で、急遽電気錠システムを導入しなければならなくなったが、施工は可能かどうかとのご相談でした。

現場調査で伺ってみると、扉はまで設置されていませんが、ボード(壁)がすでに貼り終わっていて仕上がっている状態・・。

設計事務所の担当者にお話をお伺いすると、予定では、電気錠ではなく通常の錠前を付けようと思っていたが、該当の扉が避難経路にあたり防火区画のため、非常解錠装置等を付けないと消防検査で引っかかってしまうとの事でした。テナントでセキュリティもしっかりしておきたいとの事で、火災時に発報すると自動で開錠される電気錠にして、通常はテンキーで開錠出来るようなシステムにしたいとのご要望でした。

そこで、ご希望に添った電気錠とテンキーユニットを選定してご提案。

今回は、電気錠(MIWA AUシリーズ)制御盤(MIWA BAN-DS1)とテンキーユニット(MIWA TKU-003シリーズ)を設置するということで決まりました。

しかし、急遽決まったことなので、壁の中に配線等はもちろん通っていません。(通常は、ボード(壁)を貼る前に必要な配線等を事前に通しておきます)

幸いなことに扉はまだ設置されていなかったため、電気錠に対応した扉の製作や、自火報盤からの信号線の手配等、関連業者と打ち合わせをして、後日合番での作業となりました。

 

そして、部材をそろえて、後日作業開始です。

壁が仕上がっている状態からですと、露出配線(モール配線)になってしまう確率が高くなります。

ボード(壁)の張り直しは予算的に厳しいとのことで、設計事務所さんは露出配線は仕方ないと諦めて、肩を落としていました。

モール配線で良いと言われていましたが、そのままモール配線では面白くない・・。ここからが腕の見せ所です。

何とかご希望に応えられるよう、配線を通せそうな場所を探して、隠蔽配線にチャレンジ。

 

 

試行錯誤して、扉の中に通す配線やテンキー操作器を設置する場所に、隠蔽配線で何とか配線を通すことが出来ました。

 

電気錠制御盤

ひと通り入線作業が終わったら、今度は、電気錠制御盤(BAN-DS1)・テンキー制御器を設置していきます。

その間に、扉の吊り込みをサッシ業者さんにお願いします。

 

 

扉つり込み後に、電気錠を取付けて各所結線作業をしていきます。

 

テンキー操作器(TKU-003)を取付け、電気錠システムの動作確認をします。

そして自火報業者さんと発報連動確認をして完了です。

 

設計事務所の方からは、露出配線で諦めていたが配線を隠せて仕上がりも良くなってとても良かったと大変喜んでいただけました。

 

弊社では、お客様のお希望に添った施工・仕上がりを心掛けております。

ご予算に合わせたご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

 

美和サービス代行店 アイキー24 

℡ 0120-00-6969

 

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