アイキー24 小田です。

今回は、某施設のリピートのお客様からのご依頼です。美和ロック製の電子錠が壊れてしまったので見てほしいとの事。

現場調査に伺ってみると、美和ロック製の廃盤になっているかなり古い電子錠とAHというこちらも廃盤の錠ケースがついていました。

扉が閉まると自動施錠になり、外側からテンキーで内側からはサムターンにて開錠するといったような使い方をしていたようです。

廃盤で修理できる状態でもないため、何か別の物を新たに取付ける方向で話を進めていきます。

が、しかし、扉が狭框のアルミドアのため、取り付けできる製品が限られてきます。

この扉の条件でどんな製品が取り付けられるかなぁと考えつつ、お客様のご要望をお伺いしてみると、現状と同じように自動施錠タイプで、テンキー（電池交換不要のアナログ式）で開錠が出来て、非常時には鍵でも開錠が出来るような物が理想との事でした。

扉の構造上、取り付けできる製品も限られているため、今回は長沢製作所のキーレックス500（鍵付き）と美和ロック製の自動施錠の錠ケースの組み合わせでご提案。

既存の錠ケースの位置には扉のハンドルが邪魔になってキーレックスを取付け出来ないため、既存のものは全て取り外して別の場所に新規で取付けとなりました。

まずは、既存の錠前を外し。そして錠前やストライク（受け金具）取付位置を開口していきます。

既存の錠前がついていた部分の開口部は、化粧プレートで隠していきます。

戸先側は二重構造になっていて側面のプレートのみ外せたため、工夫して既存の物でうまく開口部を隠せました。

そして上側に錠前・キーレックス、そしてストライクを設置して完成。

扉を閉めれば自動施錠になり、外側からはキーレックスのテンキーで開錠し、室内側からはサムターンで開錠という動作になります。

お客様には、イメージ通りのものになったと大変喜んでいただけました。

弊社ではお客様のご要望沿ったご提案を心掛けております。

お困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。

美和サービス代行店　アイキー24 

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